今回は、奈良県桜井市にある『三輪山』
呼ばれないと登れないともいわれる山自体が御神体の三輪山
初めて登るという方に
どんな服装で行ったらいいのか?靴は?などの疑問点に奈良県民、登拝経験ありの筆者の視点からご紹介させていただきます!
禁止事項などもあるので登られる方は、目を通してから挑まれるのが良いと思いますよ^^
三輪山
三輪山は大神神社の御神体。
古来から山の木々や草花などすべて一つ一つに神が宿るといわれる神聖なお山で、禁足山として厳しく入山を制限されていました。
三輪山に登ることを登拝といい、願をかけながら裸足で登拝する方もおられるくらい神聖なところとされています。
標高467.1m、周囲は16km。高くはないんですが、かなり急な斜面があるので心して登拝してくださいね。
まずは、狭井神社から登拝の入り口があります。
まず受付で住所・氏名・電話番号を記入し、登拝料300円を払い、初心者の方は、入山の心得を聞きます。
白いタスキを受け取り首にかけます。
入山は9時から14時までです。
下山は16時までに戻ってくる計算で14時になっているので、それ以上に時間がかかるようだったら早めに入山してくださいね。
禁止事項
- 水以外の飲食禁止
- 火気の使用禁止
- カメラ撮影禁止
- 下山報告をすること。(16時まで)
狭井神社の裏手に万病に効くと伝えられている「薬井戸」のご神水を飲むまたは、水筒に入れて持っていかれるといいですよ。
入る前に竹杖があります。
念のために持っていってもいいと思います。私は、いつも持っていって下りで辛そうな人見かけたら手渡していきますよ^^
手前にコインロッカーがありますので、不要なものは預けていかれるのが良いと
その後、自祓いをして登拝へ
具体的にどんな服装で行けばいいの?
最初にも話したとおりなのですが、割と急勾配なところがあります。
最初は、なだらかなんですが徐々にきつくなり、足場も悪くぬかるんでいることも多く、足元を取られかねないので注意が必要です。
基本は動きやすい服装。
以前、行った時に降りてきた女の子でサンダルの人がいてましたけど、かなり辛そうでした。
標高だけを見て大丈夫だと思っていると大変です。
山なので虫も多いです。
夏などに行かれる方は虫除けスプレーを振っていくこともお勧めしておきます。
パンツは?
もちろんなのですが、パンツがいいです。
動きやすいというとジーパンと思う方もおられるでしょうが、ストレッチの効いた素材のものがより動きやすいと思います。
動きを制限されると疲れますからね!
虫などもいますし、かぶれてはいけないので、長ズボンがよいです。
長ズボンだと転んだときなんかにも怪我を軽くできるという利点もあります。
もちろん転ばないに越したことはないですけどね^^
上着は?
こちらも、長袖がおすすめです。
生地は、ポリエステルよりも汗を吸ってくれますから綿の方がいいです。
インナーも来ておくといいですよ。もしくは、重ね着をする。
山なので麓と頂上では温度差がありますから重ね着をしてその時々に調節をする。
汗をかいて頂上に行くと冷えますから、インナーを着ていないと汗が蒸発することで体の熱が急激に奪われることになります。
そうなると不調の原因にも繋がります。
そして虫、かぶれ対策になりますので、これらがひどくなると嫌な印象にもなりますし、せっかくの登拝ですから気持ちもいいお参りにするためにも出来るだけそうしてくださいね!
そして、夏はかなりの汗がでます。
シャツがビショビショだと気持ち悪いですから、帰りの着替えも用意しておくといいですよ^^
そして、大事なのは靴です!
靴は、一番大事です。
スニーカーがいいですね。
ぬかるみやすい土壌なので、トレッキングシューズだともっといいです。
足元が安定するだけで足取りが軽くなり楽しく登ることができますから
ヒールやサンダル、草履はやめたほうがいいですよ。
高い段差や足場の悪いところを上り下りするので、かかとへの衝撃から腰痛も引き起こしかねないです。
わたしのように歳を重ねると後から来ますから余計に注意が必要です^^;
こちらの靴がおすすめです。
履きやすくて、とてもおしゃれです(。・ω・。)ノ♡
時期はいつ頃がいいの?持ち物は?
時期のオススメは、春と秋です。
頂上付近は涼しいので初夏もいいと思います。
冬は、斜面が凍ったり、雪が積もっていると危ないですので出来れば避けてほしいです。なれてない方は特に
真夏は、木陰になるとはいえ ほんとにあつい!!ただただあつい!熱中症にも警戒が必要です。
近年登拝する方が増え、不調になる人も出るので、消防署の出動要請することも多くなったそうですよ^^;
そうならないためにも、事前準備、事前調査は不可欠です。
持ち物は、出来ればリュックがいいですよ。両手が空きますから。
- 汗ふきタオル
- お水500ml1本(夏は2本)
- 夏は天然塩(ミネラル)も持っていく。汗を大量に出たときには必要なので。
- カッパ(山の天気は変わりやすいです)
- 頂上に社があるので、参拝用の小銭
こちらの水筒なんかはとても便利ですよ。
なくなったら畳んでしまえるので荷物がかさばらないです。
登拝中滑って転ぶと…
これは、わたし事なんですが登拝中滑って転ぶと良くないことが起こる。
私も含めわたしの周りの人においても、そうなんです。
きっと、三輪山はとても厳しさを持たれている神様で厳しく試練を与えるのだと思います。
登られる時は、足元に注意して登拝してくださいね。
因みに乗り越えられないことは来ないので、そこまで怖がらないでくださいね!
お腹が空いたら、三輪そうめん
最後にかなりのきつい斜面などを登りお腹が空いたと思いますので、帰りににゅうめんでも食べるといいですよ(◠‿◕)
これは、第二の鳥居のすぐ横にあるお店で、登拝途中大雨が降りずぶ濡れの中入れてもらい頂いたにゅうめんです。
五臓六腑に染み渡りました。
楪子屋
営業時間 11時〜17時半
柿の葉寿司やいなり寿司のセットもあるようですよ!
アクセス
〒633-0001 奈良県桜井市大字三輪1422
TEL:0744-42-6633
最寄り駅 JR桜井線三輪駅より徒歩5分
シャトルバス運行
- JR桜井線・近鉄大阪線 桜井駅 北口2番乗り場よりシャトルバス運行(但し、毎月1日と12月26・27日、1月2・3・9・10・11日を除きます)
- 毎月 土曜・日曜・祝日のみ運行
- 大人190円 小人100円
まとめ
呼ばれないと登ることができない厳しさをもってる三輪山
- 具体的にどんな服装で行けばいいの?
- パンツは?
- 上着は?
- そして、大事なのは靴
- 時期はいつ頃がいいの?持ち物は?
どうぞ登拝される方は、上記の点を留意して行かれることをお勧めします!
良いお参りになりますように…
最後までご覧いただきまして有難うございました。
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